ユウギリインコとの生活

ユウギリインコ grey hooded parakeet との生活記

ゆうゆう 闘病記録(2)病院へ

 土曜の夜、私は仕事の予定があって、キャンセルしようか迷ったのですが、ゆうゆうに声を掛けると反応があるのでそのうち起きるかなと思い、出かけました。夕方5時〜10時くらい。私が帰る前に目覚めて自力でかごに戻っていることを願って扉を開けたのですが...ヤバい、やっぱり昼間病院へ連れていくべきだった...後悔先に立たず。とりあえず朝イチで病院へ行こう、それまで持ってくれ。

 夜中に何度か起きて様子チェック。途中、ドスンと音。ゆうゆう、かごに帰ろうとしたけどうまく飛べなかったみたい。抱き上げると...背中、痩せてる。ゆうゆう、触られるのが大キライなので、この日私は初めてゆうゆうの背中を触りました。普段から触ってたら気づいてあげられたのかな。

 

 2日目 日曜日:病院へ

 朝、ほかの子のお世話をしてすぐ病院へ。ローカル線で20分。

 

 ところが到着すると『休診』の文字。そういえばこちらの病院、大人気なのに人手不足で困っていらっしゃったのでした。日曜など県外からも来られて大変なので止められたのでしょう。仕方がないとは思いますが...でも、すごくこまる!

 とにかく見てくれる病院へ、鳥に詳しい病院を検索、タクシーをつかまえて向かいました。

 この病院、昨日ネットで見ていた病院でした。ただ場所がわかりづらくて二の足を踏んだのです。ラッキーなことにたまたまつかまえたタクシーの運転手さんが地域の動物病院事情に詳しくて。よく送迎されてるそうです。この病院も人気で遠方からも来られますよ、とおっしゃっていました。 

 

 そして病院へ。ものすごくきれいな病院。鳥率高め。症状を伝えると待ち時間は酸素室で預かってくださいました。ヤバいと思われたのか、思ったより早く診察室へ呼ばれました。

 

 獣医さんいわく 非常に良くない。絶食便が出ているからここ数日食べれてないはず。痩せている。体重30.8g。   と聞いてびっくり。この子、34〜5gありましたよ?! この時具体的な数字がわかっていたのは良かったです。初めてのお医者さまにはこの子の健康なときの様子はわかりませんから。  

 とにかく今は危ない状態。レントゲン検査の結果、肝臓がひどく腫れ、ほかの臓器を圧迫していました。肥満、発情、換羽などが原因となりうるそうです。

 まずは栄養をつけてこの状態=生命の危機を脱すること。治療はそのあと。入院がベストだが、入院しても回復せず看取れないこともある。どうしますか―

 文鳥のももを喪った経験から覚悟はできていました。ゆうゆうはももより身体が大きくて若い。状態も、ももより良い。ということで、私はゆうゆうの生命力に懸けたのです。