ユウギリインコとの生活

ユウギリインコ grey hooded parakeet との生活記

閑話休題:そのとききいろは

 ゆうゆうが入院して驚いたのはセキセイインコのきいろの変化です。

 いつも気まぐれにしか寄ってこないきいろ。私のことを止まり木としか認識していないのかな、と思っていたのですが、ゆうゆうが入院した日から放鳥すると真っ先に私の元へ。そして真剣に何かを訴えるように γ;O_)B-):-$ω=]X:β-O と鳴く。まるで《大将、大変です、一羽足りません!》と訴えているようです。ゆうゆうのかごも不安そうに覗きこんだり、心配そうです。さすがセキセイ、群れ生活の鳥らしい一面を垣間見せてくれました。

意外といいやつだったきいろ

「このオッサン勝手に私の部屋に入って来たの、何とかして」by. ぎん

 

ゆうゆう 闘病記録(3)入院生活 前半

 ゆうゆうの入院した病院は休診日の木曜以外、面会させていただける病院でした。時間帯は午前と夕方の診療の間。その時間帯に手術などもこなしながら私たちの対応もして下さり、スタッフの皆さんは大忙し、本当に頭が下がります。

 

 3日目:月曜日

 はじめての面会、ドキドキしました。

 でも一番不安だったのは日曜夜から月曜明け方です。鳥の時間の流れは速い。すぐに卵から孵ってあっという間に育つ。去っていくのもあっという間。なので今回も短期決戦だと思っていました。まずは衰弱を食い止められるか。ダメになるなら一晩で一気に進行するだろうと思い、電話がならないことを祈りながら朝を待ちました。

 

 幸い連絡がなかったので淡い期待を持ちながらご対面。とりあえず目は開いていました!(すぐ寝たけど)先生いわく1日5回の強制給餌と酸素室生活で安定している、ただまだ自分で餌を食べれないので、もう少し様子を見ましょうとのことでした。

 

4日目:火曜日

 昨日からさらに良くなったかしら?とドキドキしながら病院へ。

 しかし、残念ながら昨日と変わりなし。悪くなってないから良しとすべきなのか?それとも― 強制給餌と酸素室で持ってるだけ?それって寝たきりのおじいちゃんと一緒じゃん。しかもこのままずっと病院生活ってペットバードにはさびしすぎるのではないか。ゆうゆうはそれを望んでいるのか。面会に来てゆうゆうのかわいい姿に会えて喜ぶのは飼い主のエゴではないか。おまけに。保険に入っていない身、費用が莫大に(所得によるが私には重い)。

 水曜は仕事、木曜は休診のため次にゆうゆうに会えるのは金曜日です。その時に今の状態を脱していなかったら― 私自身で治療の打ち切りを選択し連れて帰ろう、家で看取ろう― 私はもともと延命反対派の人間ですが、いざ直面するとあまりにも重い。暗い気持ちで病院を後にしました。

ゆうゆう 闘病記録(2)病院へ

 土曜の夜、私は仕事の予定があって、キャンセルしようか迷ったのですが、ゆうゆうに声を掛けると反応があるのでそのうち起きるかなと思い、出かけました。夕方5時〜10時くらい。私が帰る前に目覚めて自力でかごに戻っていることを願って扉を開けたのですが...ヤバい、やっぱり昼間病院へ連れていくべきだった...後悔先に立たず。とりあえず朝イチで病院へ行こう、それまで持ってくれ。

 夜中に何度か起きて様子チェック。途中、ドスンと音。ゆうゆう、かごに帰ろうとしたけどうまく飛べなかったみたい。抱き上げると...背中、痩せてる。ゆうゆう、触られるのが大キライなので、この日私は初めてゆうゆうの背中を触りました。普段から触ってたら気づいてあげられたのかな。

 

 2日目 日曜日:病院へ

 朝、ほかの子のお世話をしてすぐ病院へ。ローカル線で20分。

 

 ところが到着すると『休診』の文字。そういえばこちらの病院、大人気なのに人手不足で困っていらっしゃったのでした。日曜など県外からも来られて大変なので止められたのでしょう。仕方がないとは思いますが...でも、すごくこまる!

 とにかく見てくれる病院へ、鳥に詳しい病院を検索、タクシーをつかまえて向かいました。

 この病院、昨日ネットで見ていた病院でした。ただ場所がわかりづらくて二の足を踏んだのです。ラッキーなことにたまたまつかまえたタクシーの運転手さんが地域の動物病院事情に詳しくて。よく送迎されてるそうです。この病院も人気で遠方からも来られますよ、とおっしゃっていました。 

 

 そして病院へ。ものすごくきれいな病院。鳥率高め。症状を伝えると待ち時間は酸素室で預かってくださいました。ヤバいと思われたのか、思ったより早く診察室へ呼ばれました。

 

 獣医さんいわく 非常に良くない。絶食便が出ているからここ数日食べれてないはず。痩せている。体重30.8g。   と聞いてびっくり。この子、34〜5gありましたよ?! この時具体的な数字がわかっていたのは良かったです。初めてのお医者さまにはこの子の健康なときの様子はわかりませんから。  

 とにかく今は危ない状態。レントゲン検査の結果、肝臓がひどく腫れ、ほかの臓器を圧迫していました。肥満、発情、換羽などが原因となりうるそうです。

 まずは栄養をつけてこの状態=生命の危機を脱すること。治療はそのあと。入院がベストだが、入院しても回復せず看取れないこともある。どうしますか―

 文鳥のももを喪った経験から覚悟はできていました。ゆうゆうはももより身体が大きくて若い。状態も、ももより良い。ということで、私はゆうゆうの生命力に懸けたのです。

ゆうゆう 闘病記録(1)異変

 実はゆうゆう大変なことになっていました。結論から言いますと、今現在、ゆうゆうは私の元にいます。先のことはわかりません。記録として、時系列に書いていきますね。

 

 1日目 土曜日:異変

 普通の朝でした。私は午前中予定があり、鳥たちに餌をやり、放鳥しながらかごを掃除し外出。ゆうゆうもいつも通りシードをついばんでいました。

 正午過ぎに帰宅。ゆうゆうは寝ていたようですが私に気づくと寄ってきました。ケージ越しに挨拶をし私は自分の昼食の準備。気合を入れて作ったので1時間くらいかかったかな。食べよう!と思いテーブルに運びつつ鳥かごを見ると…。

 

 ゆうゆうがコウモリのように逆さまになったまま意識を失っている。。。セキセイのきいろはよくコウモリになっていますが、ゆうゆうは滅多にしないのに。。。声をかけても反応がない。とりあえず金網に引っ掛かった足をはずして下に降ろす。ゆうゆう、ピーピーとかぼそい声で鳴く。かごから出し、寒くないようタオルをかける。ゆうゆう、気持ちよさそうに眠ってるみたい。まさか寝てるんじゃ...❔

 ゆうゆうはとにかくよく寝るんです。野生でどうやって生きてくんだと心配になるくらい。土曜日の午後、かかりつけの病院は休診。別の病院を探していたのですが、眠っている可能性もあるかなと思い、少し様子を見ることになりました。

 寝顔が天使過ぎたゆうゆう。(白い粉は飼い主による筆毛ケアの痕跡)

マンション大規模修繕工事(4)

 修繕工事、実際にどうだったかなのですが、正直あまり大きな影響は感じませんでした。ラッキーなことに晴天続きでスケジュールも順調に進んだようです。

 うちのマンション、残念ながら風通しが悪いのですが、そのせいかあまり匂いが中に入って来なかったんですよ。部屋の中でシンナー臭を感じたのは2日くらい。あとはベランダの近くに寄って行ったときに少し感じる程度でした。工事中という先入観がなければスルーしたかもレベル。

 ちなみにマンション全体で一番異臭がしたのはエレベーターの中です。これはかなり厳しい刺激臭がしましたね。でもなんでエレベーター内なのかはよくわかりません。通風孔的なものなのだろうか。あ、不思議なことに部屋で臭いを感じたのは離れた階を作業している日でした。色々と謎🤔

 

 ※この記事アップを忘れてて今頃投稿。今年の夏は雨が少なかったからか、予定より2週間も早く工事が終了しました。作業員の皆さんお疲れ様でした。

3人での暮らし

 

マンション大規模修繕工事(3)

 ウィークリーマンションを選ぶにあたって。私の荷物も持って動くのは大変だったので、鳥たちのみ引っ越し、私がお世話に通うスタイルに。ちょうど夜の勤務がない時期で良かった!! これは本当にラッキーでした。

 ※場所は繁華街まで1kmほどの住宅街。ベランダからは民家とビル、両方が見えました。普段の通勤経路からはほんの少し外れますが、オフィスからはまあまあ近い。(電車で30分。車だと10分ほど)

 

 6時15分にはオフィスを出て、ターミナル駅で夜のお弁当を買い込み、市バスに乗って7時過ぎに鳥たちのもとへ。お世話をしてから私は食事を取り、9時半ごろまでまったり過ごして自宅へ。自宅までは30分ほど。というのが大体のタイムスケジュール。10時帰宅は普段の私としてはわりと普通。

 

 とはいえ毎日寄り道は疲れますね。帰り道はバスでなく電車でしたが、自宅最寄駅に1本で行く線へは坂道を10分超歩かねばならず毎晩エクセサイズ状態🏃🏻‍♂️また、自炊派の私にとって夜の食事の買い物はふところが痛む😥でも、作ったり片づけたりする労力が一切ないのは本当にラクでした!何だかんだで選ぶの楽しかったですしね。

 

 今回12日間部屋を借りて約7万円(1日当たり5833円でした)。ちなみに預けた場合、A店では1日4200円だったのでやや割高。でも毎日様子が見られるし、放鳥もしてやれるのでその安心感は大きい。鳥たちも知らない生き物に混じって肩身の狭い思いをしながら過ごすよりも、いつもの3人組でリラックス出来たかな。

 

 ちなみに室料以外に、初期費用としてお布団レンタル代と、ハウスクリーニング代(私が退去した後、次の人のためにクリーニングする費用)がかかります。これが結構高い!これらは1回かかるだけなので、長期間借りるほどお得にはなりす。ハウスクリーニング、しっかり料金取られましたが、私が入居した際もすごくキレイでしっかりとしたプロが入っているのね、と感じましたので必要経費だと納得しています。

 

 鳥たちの餌の飛び散りが気になるので一応ちり取り、いつも使っているペット用ウェッティー、私のくつろぎボロTシャツ(よごされてもいいやつ)、床に敷くシートは持参。ゴミ袋も多めに用意しました。

 

 何よりマンション選びって人生の重大事項な割には自分の乏しい体験を基に選択せねばならない難題ですが、プチ移住体験を通して色んな発見がありました。良い社会勉強になりました。

3羽でがんばったよ!

 

 

 

マンション大規模修繕工事(2)

 小鳥の避難を考えたときに、まず考えたのはペットホテルです。先住鳥のモモがいた頃は3泊以上の出張業務が多く、鳥専門ホテルを利用していました。ここはスタッフさんも鳥の扱いに慣れておられ理想的だったのですが...近年、インコはPBFD検査陰性証明を義務付けられるようになってしまいました。一説によると、南米産のインコはこのウィルスに耐性があるとか。となると、ゆうゆうはセーフですが、PBFDと言えばセキセイインコと言われるくらいなので、きいろは完全にアウト…

 

 実はゆうゆうをお迎えしたときに、将来ホテルに預けることを想定して試しに一度この検査を受けてみたのです。ところが想像以上に大変で。私は3回病院に足を運ばねばならず、仕事をしながらだときびしいなあ、というのが正直な感想でした。先生も病気の疑いのない小鳥の血を採る=羽根を抜くことに、あまり賛成できないようでした。PCRと同じで今日陰性でも明日罹るかもしれないよ、と。私もそのご意見に同意し、検査はこれっきりにしようと思ったのでした。

 

 ぎんとゆうゆうは同系列のの大型ペットショップ出身でそこは小鳥も預けられるとのことでした。鳥担当スタッフさんは少なそうなのが心配でしたが、ぎんを迎えに行った時預けに来た飼い主さんを目撃したので(リピーターっぽい)、最小限のお世話はしてもらえるかなあ、と。

 

 ところがですね、3羽もいる、というのがネックになったのです。お店のバックヤードの限られたスペース、🐶😼もいるでしょうし、鳥さんスペースはかぎられているらしい…残念!3店舗問い合わせましたが、3羽というのがネックになりました。

 お世話になっている獣医さんもお預かりはNGでした。

 

 実は私、運転ができません。もし車があれば、1羽ずつ違うお店に預けるという選択肢もあったかな。あるいは遠方までエリアを拡げて探すこともできたかもしれません。でも現実には、鳥かご3つをタクシーに乗せることを考えると半径5km以内に収めたい。私が選んだのは『ウィークリーマンション』でした。

続きはまたあとで